同棲カップル向け!電気代を節約する具体的な方法

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同棲を始めると、住居費や食費、光熱費など、生活にかかる費用が2人分になります。

特に「電気代」は毎月かかる固定費であり、無理なく節約できれば生活全体に余裕が生まれます。

一人暮らしと二人暮らしの電気代の違いをみてみましょう。

実際に、1人暮らしと2人暮らしの平均電気代を比較してみました。

世帯人数月間電気代(平均)年間電気代(概算)
1人暮らし約5,500円約66,000円
2人暮らし約8,500円約102,000円

※あくまで目安であり、住んでいる地域や季節、生活スタイルによって変動します。

ご覧のとおり、電気代は2人になったからといって2倍になるわけではありません。

家電や照明、冷蔵庫など、1人でも2人でも使う量が大きく変わらない設備が多いため、2人で住むほうが効率的に電気を使えるというメリットもあるのです。

単に倍になるわけじゃないんだね

とはいえ、工夫しなければ高くなることも?

しかし、何の対策もしないでいると、つい使いすぎてしまい、月1万円を超えることも珍しくありません。

特に、夏や冬のエアコン使用、電気ポットやドライヤーの使い方、照明のつけっぱなしなど、積み重なれば大きな出費につながります。

同棲カップルが電気代を節約するには、「一人では気づかなかった無駄」や「2人で協力できること」に目を向けることがポイントです。

この記事では、すぐ実践できる方法から、2人で取り組む節電習慣、さらには家電や契約の見直しまで、電気代を減らすための10のアイデアを紹介します。

目次

【すぐ実践できる】今日からできる電気代の節約術

同棲生活をスタートしたばかりのカップルでも、特別な道具や契約変更をせず、今すぐにできる電気代節約の方法があります。

ここでは、今日から始められる簡単なアイデアを4つ紹介します。

不要な電気は「こまめに消す」を2人で習慣化

「ちょっと席を外すだけだから…」「誰かがあとで使うかも…」とつけっぱなしにしてしまいがちな照明や家電。

1つ1つの電気量は小さくても、積み重なると大きなロスになります。

よくある“つけっぱなし”チェックポイント:

  • トイレや洗面所の照明
  • 寝室・リビングの間接照明
  • テレビのスリープモード
  • 使わない部屋のエアコン

2人暮らしになると、「誰かが消してくれるだろう」という油断が生まれがちです。

そのため、「使ったら消す・離れる前に確認する」というシンプルなルールを、2人の習慣として意識するだけでも効果は絶大です。

タイマーや人感センサーも活用しよう

最近では、安価な人感センサー付きLEDライトや、決まった時間で自動オフするタイマー付きコンセントも登場しています。

こうしたアイテムを使えば、「つい忘れる」を防ぐことができます。


電気ケトル・炊飯器の使い方を見直す

電気ケトルや炊飯器は、1回の電力消費量が意外と大きい家電です。

電気ケトルの節約ポイント

  • 必要な量だけ沸かす(1L沸かすのに約130Wh)
  • 保温は使わない。都度沸かす方が経済的

炊飯器の節約ポイント

  • 毎回炊くよりもまとめ炊き+冷凍保存が効率的
  • 保温機能はできるだけ使わず、食べきれない分は冷凍へ

例えば、毎日1回ずつ炊飯器でごはんを炊いて保温しておくよりも、3日に1度まとめて炊いて冷凍するほうが月間で約100~200円の節約になります。

僕の家では1度にたくさん炊いて冷凍しているよ

冷蔵庫の設定温度をチェック

冷蔵庫は24時間365日稼働し続ける家電です。

わずかな設定変更や使い方の違いで、年間の電気代に大きな差が出ます。

部位詰め方のコツ
冷蔵室7割まで、中身が見えるように
冷凍室できるだけ詰める

設定温度を季節に合わせて調整

  • 夏:強め(冷却力を維持)
  • 冬:中~弱でもOK(外気温が低いため)

冬は「中」、夏は「強」など、季節に応じて設定を調整しましょう。

食材の詰め込みすぎに注意

冷蔵室がぎゅうぎゅうだと、冷気の循環が悪くなり効率が落ちます。
一方で、冷凍室は詰めた方が省エネ。中身が凍っていると、冷気の放出を防ぎやすくなります。

ドライヤーやヘアアイロンの使い方

ドライヤーは1回で数分とはいえ、消費電力は1000W以上。
2人で毎日使えば月にして数kWh(数百円分)になります。

効率よく使うコツ

  • 髪の水分をタオルでよく拭いてから使う
  • 連続で使う(1人ずつ間をあけずに使う)

また、ドライヤーやヘアアイロンは使い終わったら必ずコンセントを抜く習慣をつけましょう。待機電力は微々たるものですが、火災防止にもつながる大切なポイントです。


【2人で実践する】生活習慣と家電の使い方を見直す節約術

同棲中の電気代節約は、「どちらか1人だけが頑張る」よりも、2人で一緒に取り組む方がずっと効果的です。
2人だからこそできる節約術を3つ紹介します。

お風呂 vs シャワー、どっちが安い?

毎日の入浴は、電気代に直結するポイントです。特に電気温水器の物件やオール電化住宅に住んでいる場合は、お湯を沸かすエネルギー=電気代になります。

では、「シャワーだけで済ませる」のと「2人でお風呂に入る」のとでは、どちらが節約になるのでしょうか?


入浴スタイル別|電気代の目安比較表(電気温水器・都市部想定)

入浴スタイル使用量(目安)電気代(1日)月間電気代(30日換算)
シャワー(15分×2人)約4.5kWh約122円約3,660円
追い焚き風呂(1回)約3.8kWh約102円約3,060円

※1kWhあたりの電気代を27円で試算。
※使用環境や給湯方式により異なります。

意外にも、2人で1度にお風呂を使う方が節約になるケースが多いのです。
ただし、ガス給湯の物件ではまた変わるため、自宅の設備に応じて判断しましょう。

エアコンの使い方を統一する

エアコンは家庭内でもっとも電力を消費する家電の一つです。夏や冬には使用時間も長くなりがちですが、2人で生活スタイルを合わせることで使用時間を短縮できます。

自動運転 vs 弱運転、どっちが省エネ?

「電気代を抑えたいから弱運転で…」と思っていませんか?実は、省エネ性能が高い最近のエアコンは、「自動運転が最も効率的」に設計されています。

運転モード特徴省エネ度
自動運転温度や湿度に応じて調整高い(おすすめ)
弱運転常に弱風で運転低い(非効率)
強運転短時間で冷暖房効果を得られる中(使い方次第)

冬場のサーキュレーター活用も有効

暖かい空気は上にたまりやすいため、サーキュレーターで空気を循環させることで、部屋全体が早く暖まり、エアコンの設定温度を下げることができます。


同じ時間に過ごす部屋を決める

1LDKや2DK以上の間取りだと、「1人は寝室」「もう1人はリビング」など、別々の部屋で過ごしがちです。


ですが、照明・暖房・テレビなど、部屋ごとに家電を使えばそのぶん電気代も倍増します。

ワンルーム的な使い方で節電

たとえば夜はリビングで一緒に過ごし、寝室の照明や暖房は切る、といったように2人で同じ空間にいる時間を増やすだけで、自然と節電になります。

「一緒の空間で過ごすことで、会話も増えて仲も深まる」という、カップルならではの副効果も嬉しいポイントです。

【時間はかかるが効果大】家電・契約の見直しで長期的に節約

今すぐにはできなくても、1年単位で見たときに最も大きな節約につながるのが“家電の見直し”や“電力会社の契約変更”です。最初は手間に感じるかもしれませんが、一度見直せば効果はずっと続きます。

電力会社のプランを見直す(表付き)

現在は電力自由化により、誰でも自分に合った電力会社・プランを選ぶことができます。
同棲を始めるタイミングや引っ越しの際は、電気の契約先を比較して乗り換えるチャンスです。

同棲カップル向け|主要電力会社プラン比較表(2025年3月時点)

電力会社プラン名基本料金(30A)従量単価(〜120kWh)備考
東京電力スマートライフS858円19.88円/kWhオール電化向け・深夜割引あり
Looopでんきおうちプラン0円一律27.5円/kWh基本料金なし・使うほどお得
楽天でんきプランS0円一律26.5円/kWh楽天ポイントが貯まる
エルピオでんきスタンダードプランA858円約22〜25円/kWh使用量に応じて単価が変動

※使用量や地域により変動あり。詳細は各社の公式サイトをご確認ください。

節約効果の目安

例えば、月300kWh使用する家庭が「従来の大手電力会社→Looopでんき」に切り替えると、年間で約6,000〜10,000円の節約になるケースもあります。

見直しのポイント

  • 基本料金があるか?
  • 使用量に応じてお得になるか?
  • 支払い方法・解約金の有無

「エネチェンジ」「価格.comの電気料金比較」などの無料サービスを活用すれば、数分で比較・申し込みが完了します。

国内最大級の電力比較サイト【エネチェンジ】はこちらから

古い家電を省エネ家電に買い替え

家電は10年、15年と使い続けるものが多く、古い機種ほど電力消費が激しい傾向があります。
特に、冷蔵庫・エアコン・洗濯機は電力使用量が多く、節電効果も大きいです。

買い替え前後での年間電気代比較(例:冷蔵庫)

年式年間消費電力量(目安)年間電気代(27円/kWh)
2010年製(401L)約700kWh約18,900円
2023年製(401L)約300kWh約8,100円

年間で約10,000円の節約!

買い替えには初期費用がかかりますが、長く使うほど元が取れるうえ、快適性も向上します。

補足:エコポイントや買い替えキャンペーンを活用しよう

家電量販店や自治体によっては、省エネ家電への買い替えでポイント還元や助成金が出る場合もあります。

購入前に調べてみる価値ありです。

スマート家電・節電グッズの活用

最近では、スマートホーム化によって「使っていない電気を自動で切る」「無駄な待機電力を抑える」といったことが、誰でも手軽にできるようになっています。

僕は自分の部屋をスマートホーム化しているよ

おすすめ節電グッズ

グッズ名概要・特徴節電効果の例
スマートプラグスマホでON/OFF、使用電力を可視化月数十円~数百円
人感センサーライト人の動きを感知して自動点灯・自動消灯月200円前後の節約
節電タップ待機電力を遮断するスイッチ付き電源タップ年間1,000円程度の節約

どれから導入すべき?

まずは「よく使う家電」や「消し忘れが多い場所」から導入するのがおすすめです。
特に、寝室の間接照明やテレビ、Wi-Fiルーター周辺は効果を実感しやすいでしょう。

節約は2人の協力がカギ!楽しみながら継続しよう

同棲生活における電気代の節約は、決して「我慢の積み重ね」ではありません。
小さな工夫と、2人の協力によって“無理なく・楽しく・長続きする”方法がたくさんあります。

本記事で紹介した電気代節約術のおさらい

節約方法の分類具体例効果の目安
すぐ実践できること・照明の消し忘れ防止
・冷蔵庫の温度調整
・ドライヤーの効率的使用
月数百円〜1,000円
2人で実践すること・同じ部屋で過ごす
・お風呂とシャワーの使い分け
・エアコンの使い方
月1,000〜2,000円
時間はかかるが効果大・電力会社の乗り換え
・省エネ家電の導入
・スマート家電の活用
年間5,000円〜1万円以上

節約の成果を“見える化”しよう

節電のやる気を持続させるには、「どれだけ効果があったか」を記録・実感することが大切です。

おすすめの習慣:

  • 毎月の電気代をメモして比較(前年同月比がおすすめ)
  • スマホアプリ(エネチェンジ、電力会社公式アプリ)で使用量を確認
  • 浮いたお金を「ご褒美貯金」にして、外食や旅行に回す

節約は“生活の質”を落とさずに

無理に寒さや暑さを我慢したり、ストレスになるような節約は長続きしません。
大切なのは、お互いに負担を感じず、自然に取り入れられる習慣を少しずつ増やしていくこと。

2人で協力しながら、「ちょっと楽しい節約ライフ」を築いていきましょう。

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