【知らないとまずい】お金の基本を解説!

備える ~お金編~
記事内にPRが含まれています。

この世の中、お金について知っておくべきことはたくさんあります。

節約、税金、貯金、増やし方にいたるまで基本を知っておくことは大切です。

お金のことを知らないと、払わなくていいものを支払っていたり、気が付いたら何故かお金がないということになりやすいです。

今回、この記事では

人生にはどれくらいお金がかかるのか、何を節約すればいいのか、お金はどうやって貯めてどんなことに使うべきなのかを解説します。

この記事を読めば、お金の基本を知ることで人生をより良くすることができると思います。

それでは、さっそく解説していきます。

スポンサーリンク

生活するだけで何かとお金がかかる

いきなりですが、あなたは毎月の生活費がいくらかかってるか自分で把握していますか?

ちなみに、私(独身、一人暮らし)の生活費は月で約12万円です。

もちろん、家族の人数や住むところなどで違いは出てきますが

総務省のデータによると1世帯あたりの1ヶ月の支出平均は

2人以上の世帯で約27,8万円、単身世帯で約15万円となっています。

この金額には、住宅ローンや入院や介護、冠婚葬祭などの支出は含まれていません。

なので、実際はもっと支出があるということになります。

中でも教育費住宅費老後資金人生の三大支出と言われるほどお金がかかります。

教育費は仮に大学まで進学する場合、1人あたり1000万〜以上はかかりますし

住宅費は地域や物件にもよりますが、自宅を購入すると何十年と住宅ローンを返済するのが一般的です。

そして老後資金は年金だけでは足りず、話題にもなりました老後2000万円問題が出てきます。

スポンサーリンク

給与はどんどん下がっている

国税庁による令和2年の調査結果によると、日本人の平均給与は433万円ぐらいと言われています。

ちなみに男性の平均給与は532万円、女性は293万円で正規雇用者の平均は495万円と言われています。

平均給与が433万円が多いか少ないかと言われば

世界的不況になった2008年のリーマンショックの405万円と比べると多少回復はしていますが

それでも2000年時点では461万円だったことを考えると、日本人の給与はどんどん下がっていると思います。

今の給与が2倍にあったらいいなーと思うかもしれませんが、給与が2倍になっても手取り額は2倍にはならないのです。

ここで日本の税金の恐ろしさが見えてくるわけです。

給与にかかってくる所得税の税率は『累進課税』といって所得に応じて5〜45%まで段階的に増えます。

つまり、給与は上がりにくいし上がっても税金や社会保険料が高くなるので、手取り額を増やすのが難しいというのが日本の現状です。

ましてや、円安により海外の輸入品の値段が上がるのに給与は増えないというスタグフレーションに近い状態になっています。

人生にはお金がかかるのに、給与は上がらず物価や税金は上がっています。

こんな時代を生き抜くためには

  • 節約
  • 貯める
  • 使う
  • 備える
  • 増やす

といった5つの基本を身につけることが重要です。

スポンサーリンク

節約は固定費から

お金を増やす方法は突き詰めると

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • お金自身に働いてもらう

この3つしかないと思います。

この中で一番早く効果が出て誰にでも簡単にできるのが支出を減らすことです。

節約といっても何でもかんでも節約しようとすると、なかなかうまくいかないと思います。

大切なのは優先順位をつけt節約することです。

結論から言うと、節約は固定費から行うといいです。

固定費とは、毎月支払いが発生するもので

例えば、家賃、スマホ代、水道光熱費、保険料、車の維持費、サブスクなど

これらの固定費は支出の大部分を占めるので、見直すだけで効果が長続きします。

スマホ代を例に挙げると、、、

キャリアスマホなどは月々1万円ぐらい払っていると思います。

格安SIMや楽天モバイルなどは月々3000円程度になります。

これだけでキャリアスマホだと年で12万円だったのが

格安SIMなどに変えることによって3.6万円と大幅に節約できます。その差は、約8万円!

年で8万円の給料を上げるのは大変ですが、スマホは乗り換えるだけで8万円節約することができるのです。

このように固定費の見直しをしていきましょう。

固定費の見直しができたら、次はコンビニでの衝動買いなど無駄遣いを見直しします。

毎日、無意識に使ってしまうお金を減らさないとなかなか支出は減らせないものです。

そして、無駄遣いも減らせたら食費や趣味など毎月金額が変わる変動費もできるだけ減らしていきます。

手取りの2割を先取り貯蓄する

貯めるポイントについては、賃貸で家賃を払っていたり、住宅ローンを支払っている場合

手取りの2割を貯蓄に回すのが理想です。

手取りが20万円だったら4万円を毎月貯める感じになります。

もし実家暮らしで住居費がかかっていないような場合は、より多くの割合を貯めるのが望ましいです。

今、貯蓄がないのであれば、まずは100万円を目指してお金を貯めるといいと思います。

そして、実際にお金を貯めようと思ったら目的と期限を決めるのが重要です。

例えば、3年後の旅行のために100万円貯めたいのであれば、毎月約2.8万円貯める必要があるのがわかります。

毎月の貯蓄額を達成するために、スマホを格安SIMに変更したり、保険の見直しをしたり外食を減らすなど行動に移していくことができます。

ちなみに私がそうだったんですが、収入から支出を引いた分を貯蓄しようとしてる人はなかなか貯まらないと思います。

お金を貯める上で特に重要なのは先取り貯金です。

給料から先に貯蓄分を除いて残ったお金だけで生活をするという方法です。

先取り貯金をしてしまえば、残ったお金だけで生活するので確実にお金が貯まっていくのでおすすめです。

無意識の出費に要注意

お金の使い方で気を付けたいのが、「お金を何に使ったか分からない」という状態です。

贅沢をしていないのに、お金が貯まらないという人は「ラテマネー」が多いかもしれません。

例えば、コーヒー屋さんのカフェラテは1杯500円程度ですが、もし週5回仕事のたびに飲んでいたとしたら

カフェラテ代だけで毎月1万円、年間12万円もの出費になってしまいます。

こういう日々何気なく使ってしまうお金は1回の出費は小さくても積み重なることで、いい金額なってしまいます。

ラテマネーは、カフェラテ代だけでなく

コンビニスイーツやATMの手数料、タバコ代やコーヒー代にビール代など

毎日無意識に使っているもの全般のことを表すような言葉です。

だからと言って、全部を我慢するとなるとストレスが溜まります。なので、全部をいきなり削る必要はないです。

ラテマネーを減らすためには、「月5000円まで」など予算を決めて、その範囲で買うようにする

コーヒーなどはマイボトルで持っていくようにするのが効果的ですね。

ついついコンビニやドラッグストアでちょこちょこ無駄遣いしてしまうという人は

用事のない時は、なるべくお店に行かないというのを徹底するだけでも変わってきます。

NISAでお金を増やす

お金を増やすためのポイントはお金の置き場所です。

タンスや金庫に置いておいてもお金は増えないですが

株式や投資信託など金融商品に投資すればしっかりと利益が見込めます。

なかでも、今から始めるならNISAがおすすめです。

NISAというのは運用利益にかかる税金を0にできるお得な制度です。

NISAには、成長投資枠とつみたて投資枠などの制度があり

投資上限額は1800万になります。

そこで私がおすすめするのはつみたて投資枠で少しずつ投資することです。

長期積立で投資のリスクを分散しつつ税金を0で資産を築いていけます。

いきなり、投資と聞くと怖いという人もいると思います。

もっと気軽に投資を始めたいという人は

Vポイントや楽天ポイント、dポイントやpaypayなどのポイントを使った投資から始めてみるのもおすすめです。

生活防衛資金で備える

あなたは不慮の事故や病気などで入院、災害など不測の事態に備えはありますか?

働けなくなって収入が減少した場合や、急な出費が発生した場合に役立つのが生活防衛資金です。

生活防衛資金は下記の式で計算することができます。

①1カ月間の最低限生活費 × ②生計を立て直す為の予想期間 = 生活防衛資金

①の1カ月の最低限生活費は、自身(家族)の生活費がいくら必要なのか。

そして、②の生計を立て直す為の予想期間

会社員 → 生活費6~12か月分
自営業 → 生活費1~2年分

あれば、生活防衛資金としては十分だと思います。

しかし、今回のコロナのように長期勝負を余儀なくされる可能性があるので

しっかり設定をしましょう。

前提として、生活防衛資金は貯金とは別で管理することをおすすめします。

そもそも貯金とは趣味や娯楽、結婚・出産やマイホーム購入などのライフイベントのために用意するものです。

生活防衛資金は不足の事態(緊急時)に対応するための資金であり、貯金とは目的が異なります

消費脳から投資脳へ

ここまでお金に困らないために必要な

  • 節約する
  • 貯める
  • 使う
  • 増やす
  • 備える

という5つの考え方を紹介しましたが

お金持ちとそうでない人の分かれ目は、お金の知識を身に着けて「実際に行動しているかどうか」だと私は思います。

そして、お金を増やしたければ消費脳から投資脳へと切り替えることが重要です。

「お金を使うと減る」と考えてしまうのが消費脳です。

700円の本を買えばお財布から700円はなくなりますが

その本から700万円稼げるようになれば、「お金を使って増やせた」ということになります。

この「お金を使えば増える」という考え方が投資脳です。

お金持ちは基本的にこの投資脳で考えていると思います。

つまり、お金をより価値のあるものに使って、今あるお金を増やそうとしているということです。

「お金を使ったら減るからなるべく使わない」という消費脳のままだと

節約はできてもお金を増やしていくことは難しいです。

だからこそ、消費脳を投資脳に変えて、学んだお金の知識をもとに実際の行動に移していけば

お金はどんどん貯まっていくということになります。

まとめ

  • 人生には何かとお金がかかる
  • 給与はどんどん減っている
  • 節約は固定費から
  • 手取りの2割を先取り貯蓄する
  • 無意識の出費に注意
  • つみたてNISAでお金を増やす
  • 生活防衛資金で備える

まずは節約から始めることをおすすめします。

収入を増やすよりも無駄遣いを減らすほうが即効性があるからです。

この機会にNISAや投資、税金について学ぶきっかけになってもらえたら幸いです。

あなたの役に立てたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。